アート

【アート】自分の可能性を広げる、新しい「表現」への挑戦

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デザインとは「課題解決」や「機能」なら、アートは「問い」であり「自己表現の探求」です。大きな課題を解決するためには、大きな問いが必要です。ビジネスの世界に入っていく中で、経営課題に直面するたびに、アートの創造性や表現、問いを見つける力に助けられてきました。真のプロフェッショナルになるための模索し、アートと向き合い、どう解決していくのか、今後のあり方への活用方法を書きたいと思います。

アートとは何か?

── ホワイトキューブとの戦い

「アートとは何か?」

1999年に、美術館で展覧会の展示や企画の仕事で関わるようになり、アートに興味を持ち、もっと知りたいと考えていました。

2001年に、デザインを本気で学びたくなり、日本に1校しかなかった4年制のデザイン専門学校へ通うことになりました。デザインを勉強する中で、「アートとデザインの違い」「自分の表現」「こだわり=執着している課題」「ノンバーバル(非言語)コミュニケーションとは?」など、いろいろと研究したいことが高まってアートの世界へどっぷり入っていきました。

今回の写真は、2005年に、はじめて個展したときの写真です。

題して、『 JUN NISHIO展 ~日光写真~ 』という展覧会です。

学生になって2年間、撮りためたフィルム写真をサイアノタイプという日光写真の技法を使って和紙に太陽の光で焼き付けた作品になります。

現像液も自分で作り、和紙をキャンバスに貼って、太陽の光で焼き付けたあとに、色鉛筆で描き込むというもので、がむしゃらでしたが、楽しい時間でした。

カメラは……普通の35mmニコンのF3と、6×6と言われている正方形に映る少し大きめの「中判カメラ」で撮影してます。
フィルムは……一般的なネガフィルムではなく、ポジフィルム(別名:リバーサルフィルム、スライドフィルム)と言われている色が反転しないフィルムで撮影しました。

あまりにも大きな作品だったので、ベッドの上で作業していたら、現像液がこぼれてしまって、ベッドが青くなるというハプニングもありつつ、なんとかやりきった展覧会です。

観客との勝負

── 勝負のはじまり

面白いと思えば「立ち止まり」、つまらないモノなら「通り過ぎる」。どんなに仲の良い友人でも、なんとなく良かったか、良くなかったかは分かってしまいます。

アートの世界では、すごく好きも、すごく嫌いも表現としては成功です。観客に何かを伝えている事になります。逆に一番最悪なのは「無視」されることです。

一瞬でも、引っかかりを感じて【足を止めさせる】。

観客との「勝負のはじまり」です。
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個展とはそういうことなのだと学ぶことができました。

この展覧会をきっかけに、下北沢のカフェで次の個展の話をいただき、いくつものグループ展に呼ばれるようになりアーティストとして活動を開始していきます。

ここで展示した作品は、次回じっくりとご紹介したいと思いますので、お楽しみにお待ちください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

西尾 順(Jun Nishio)

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5000人の社長相談顧問と2つの法人の経営者。デザインを経営に活かすためのデザイン&ブランディング会社、cool-and-crazy代表。社長が会社経営を学べる協会、JPBA理事。著書:http://amzn.to/2kwkp46/

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